フロンティア合戦

いつもご愛読ありがとうございます、

アフリカNO.1ヒートテッカーの森裕紀です。
「今回の記事、前回のと比べてギャグセン低くね?」みたいな感想もあって、

皆様のコメントを生活の楽しみにブログ書いとります:D
コメントくれた人にはオレが帰国した際にコンゴ名物ピリピリを送らせてもらいます:D (300円相当)
善良的罰ゲームとかじゃなくて意外と美味いんだよ。
アフリカの七味唐辛子的な感じ。

日本にピリピリが輸入されたあかつきには、七味業界の黒船になるだろうね。
それはもう一時期のグラビア界のリア・ディゾン以上の衝撃だと思うよ:D

 

うどんとの相性抜群やけんね。案外タマゴかけご飯ともイケると思うんだよね。

 

まあ、食べてみたかったらコメント欄のとこに「ピリピリ希望」とか書いててくれば持ってきます。

1年後とかになると思うけどw

 

実のアネキに「痛いねw」なんてコメントも書かれていますが、

あなたにとって最も身近なアフリカ系ブログを目指して引き続き更新頑張っていこうと思います:D

 

あ、businessという項目を追加したんで、アフリカでビジネスをしたい人や

森裕紀に投資してみたい人はチェックしてみてね。

 

そんなところで今週の本題です。

そういえばさ、結構突然だけどアメリカって強い国だよねw

 

アメリカ行ったことないんだけど、

この300年でアメリカが世界のトップに立てた理由がコンゴに来てから分かった気がする。

 

ひと言でいうと市場開拓要員の質がハンパない。

 

(あ、でも今年の10月に就活しに初めて行きます)

 

国を動かす基盤である経済界に金融担当のドナルド・トランプ、ジム・ロジャーズ、
ジョージ・ソロスみたいなアングロサクソン系とユダヤ系、欧州系がいる。

日系・インド系のアジア系は権力がないIT兼数学的ブレイン担当。大企業の副社長的ポジション。

 

北欧系は金髪と青目のルックスで安定のセレブ生活。

キューバ系やヒスパニック系、セネガル系移民がスポーツ兼アメリカンドリームのプロモーション担当。

 

そして、中東・南欧系のアメリカ移民が第三世界のビジネス市場開拓担当って感じ。

(行ったことないから、あくまでもイメージね。誰か怒らせたらゴメンよ:D)

 

コンゴにはアメリカに帰化した・又は移民2世のビジネスマンが多い。

特に最後にあげた南欧系・中東系のアメリカ人が多いね。

 

めちゃめちゃ優秀で「アイ ム アメリカン:D」と口では言ってるけど、

ハリウッド映画だったら純度100%悪の権化のテロリストがしゃべってそうな発音で英語を話す。

 

(コレもイメージですね。気分害された人がいたらごめんよ:D)

 

まあ、うちの社長もそうだしねw

 

うちの会社もよくお世話になってる雑貨屋兼オフィス系家具屋の息子達もそうだね。

 

(ネジからblackberry、会議用の机まで何でも売ってます。ウチのオフィスの机も全部ここで揃えたらしい。)

オレちゃんと仕事してるっしょ?

ちなみにそこの兄妹みんなアメリカのUCLA卒で長男は医師免許持ってるからね。

 

「この間、日本には独自の陳列方法はないか?」って聞かれたから、

「これが日本式や!」とか言ってドンキホーテの陳列の仕方を教えたら、

 

「それは画期的だ!」と言って早速店内の一部で実践してたw

 

と、まあ話を戻すと、

 

「新規市場の開拓はオレ等移民系アメリカ人にまかせとけ!」的な雰囲気がある。

 

「オレ等スマートだし、本国で稼いできたキャッシュあるし、根性あるし:D」みたいなね。

 

文化や母語が異なるアメリカ人達がアメリカのパスポートを片手にコンゴ市場を開拓して、財をつくりに来てる。

 

彼らが数年かけてリスクヘッジした下地に本国の米国系か欧州系企業がどーんと資本投下。

 

ここで大手相手に事業を売却するのがコンゴに来ている大半のアメリカ人の出口戦略。

 

現地のビジネスノウハウはともかく、

現地スタッフの教育には時間・お金両面でコストがかかるから事業の売却は両者にとって都合がいいらしい。

 

仮にできなくてもビジネスに適した優良な不動産と土地はすでに押さえてあるから、

賃貸収入の不労所得か売却益が期待できる。

(コンゴ政府が大人しくみていれば)

 

まさにアメリカンドリームinアフリカ。
キレキレの頭脳とそこそこのキャッシュで成功に飢えた奴らが、

コンゴみたいな地球最後のフロンティア市場を開拓している。

 

まさに300年前のアメリカで成功した人達と一緒だね。

 

アメリカの強さのはそこにあると思うんだよね。

常に成功に飢えた優秀な奴らを抱えてるっていう点。

 

彼らをみてると、とてもじゃないけど日本はかなわないと思う。

少なくともコンゴでアメリカ人達にいま太刀打ちできるのは中国だけ。

 

中国は田舎の貧困層が一旗揚げにきたり、死刑確定の囚人らが労働者として送り込まれてる。

 

キンシャサ市内には多くないんだけど、ちかくのルムンバシには数万人はいるらしい。

開拓者達の質はともかく、数だけならアメリカ人も圧倒してるよね。

 

キンシャサ市内にも中華のメシ屋がいくつかあって、

オレ等も普段から栄養補給でお世話になってる。

 

ちなみにコンゴにいる日本人は大使館関係者、JICA職員、ODAプロジェクト関係者、その家族、

オレ等慶應勢など皆合わせても全員で100人ちょい。

 

規模違い過ぎっしょ:D

 

どちらにしろ日本人で「アフリカで一旗あげたるわ!」という人材は、

アメブロでたまに見るけど、やっぱり絶対数が少ないよね。

 

「ちょっくらアフリカ行ってきますわ:D」なんて、

日本で言ったら10人のうち8人は「ボランティアですか?」って、

返事が来そうだもんな。

 

まあ、残りの2人は「サファリですか?」だよねw

はくな〜またた〜♫w

 

日本が「アフリカなんて危険に満ちてそうで行きたくねー。」

とか思っている間に中国・米国は地球最後の市場をめぐってしのぎを削ってる。

 

コンゴみたいな地球最後のフロンティア合戦が世界のいたるところでアメリカ中国間で勃発してると思うと、

これから中国とアメリカの二強時代が始まるっていうのも頷ける。

 

中国は知らんけど、

アメリカにはコンゴでビジネスをしているアメリカ人をサポートする機関があるぐらいだからね。

 

コンゴのビジネス市場は中国と米国が大きくリード中。

 

サムスンを中心にそれを猛追する韓国勢、スーパーとレストラン経営でローカルに展開するインド勢とアラビア勢。

日本勢は…..若手が1人いますw

 

日本人のオレとしては日系企業にもっと参入してきて欲しいとこです。
え?オレがコンゴで会社立ち上げれば良い話だろって?

まあ、もうちょっと待っててくださいよ:D

森裕紀

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コンゴが受けてる援助の対価

どうも、

フットサルを最近始めました森裕紀です。

国連職員とポルトガル人ビジネスマンで構成されてる

チームに縁あって加入させてもらいました。

チームメイトにシザースで抜きまくる50歳がいて衝撃を受けました。

あんな体キレキレの50歳になりたいですね。

もちろんヒートテック着てやっとるよ:D
いま7回くらい練習に参加したんだけど、

普段食えない+ヒートテック効果で腹筋が高校生以来の板チョコ状態になりつつあるよね。

写真は全く関係ないけど、キンシャサテニス部! (サッカーボールが写っているとい理由でアップw)

あ、この間の記事読んでくれた人ありがとうございます。

結構な反響があってびっくりしました。

引き続きあなたにとって、

最も身近なアフリカ系ブログを目指して頑張ろうと思います:)

あ、記事のところどころ方言がはいってるのはキャラ作りとかじゃなくて、

生まれも育ちも福岡の九州男児だから。

関東出身なのにエセ関西弁を使う奴らとは違うから、

そこんとこ宜しく:)

突然だけど、キンシャサはいま不動産開発ブームがものすごい。

3年前まで首都キンシャサを通っていた1本の砂道は中国のODA資金であっという間に道路になったよ。

錬金術のようですね。鎧の弟を引き連れて、こう両手を「ぱちん」と叩いたりしてねw

※ 写真載っけたいんだけど、法律で撮影が禁止されてるのできないんだ。

知らないでパシャっと撮ってるところを警官なんかに見られたら、

何百万と請求されるかフルボッコなのでキンシャサにくる人は気をつけてね。

この間、写真家の血を引く大川がうっかり本能のままに撮影しようとしてマジでビビったw

先週の金曜日に彼がマラリアになったときはもっとビビったw (いまは元気)

子ども達がフリスピーで遊んでるのを見守る晴 (マラリア前)

話を戻すと、コンゴはアフリカの中でも特に天然資源が豊富なので中国を筆頭にバンバンODAの援助金が流れてる。

そんなインフラ整備の背景もあって、キャッシュを持っているコンゴ国内富裕層は

マンション•住宅の不動産投資に躍起になっとる。

トリクルダウンでお金も落ちてくるので、

安い給料ながら建設労働者には嬉しい好景気が始まりつつあるね。

※資金規模も技術力も一時期のドバイには遠く及ぼないけど。(行ったことないからイメージねw)
そんな開発ブームの中心にいる不動産投資家に話を聞いてみたいなと思っていたら、

社長がとあるおばあさん投資家を紹介してくれた:D

※ 実際はウガンダ人の同僚の通訳が入って、会話は英語です。

おばあさん投資家:「あなた日本から来たの?あの国はすごいわ。

原爆が落ちたときはコンゴより貧しかったのに今はリッチな国になったわね。

日本は大好きよ。うちのエアコンはSAMSUNG製よ!」
※ 原爆はコンゴのウランが使用されました。それで高齢者は日本と聞くと原爆のことが思い浮かぶらしい。

オレ:「それは韓国ですw」

おあばさん投資家:「あら、そうなの?コンゴもいずれ日本みたいな強い国になるわ。キンシャサ市内の住宅価格と家賃はあと数年ではね上がるわ。ここも今はスラム街だけど○○元大統領の孫娘が来年には、この周辺の古い家を全部立て壊してマンションが建てる計画なの。」

オレ:「ここに住んでる人達はどうするんですか?」

おばあさん:「さあ。ダウンタウンにでも引っ越すんじゃないかしら。そんなのはNGOや政府の仕事よ。

私たち起業家(投資家)は儲けることが仕事なの。私たちが儲かればコンゴ国内の経済も強くなるわ。」

彼女の言い分にはオレも日本から遥々稼ぎ方を学びにやってきた資本主義者なので9割賛成:D
ただ、オレも先進国民のメンタルを持ってるので、

スラム地域にいるポリオで脚が片方ない人や物乞いの子どもを見るとやっぱり心がチクチクする。

そういう人々がかろうじて住んでる住居を一掃するとなるとなおさら。

昼間から物乞いの子どもが「シノワ!ペサンガ ボンゴ(中国人、カネくれよ!)」とか言われると、

「ぶん殴ってやろうか!」と思う反面、

「ああ、教育ぐらい受けさせてやりたいな」と毎度心底思う。

子どもが物乞いするのは大人がやっているから。大人が物乞いするのは国がやっているから。

コンゴを動かしてるトップ達は鉱物資源と引き換えの援助・支援で価値のあるモノが手に入ると本気で思っているのか。

私腹を肥やすためにやってるのか。票集めでやってるのか。誰から脅されてるのか。

お隣コンゴ共和国では自国でタブレット端末を作れるぐらい発展し始めてるのに、
コンゴでは国内最高のホテルを国有化しなければやっていけない状態。

スーパーや高額な設備投資が必要なビジネスは9割が外資。

4年前はその外資すらも一部国有化したからなw (カナダ系の商社)

一部の富裕層を除いて、自国民が立ち上がってやってやろうという気概がない。
長らく植民地(ずっと)だった影響でオーナーシップを取らない国民性が抜けない。

援助・支援を受け取る対価として国民の「向上心」や「独立精神」、

国が発展するのに必要なモノをこれからも犠牲にしていいのか。

国の発展を遅らせる援助をいつまで享受しつづけるのか。

その援助を受けるための交渉カードすら有限の資源しかないコンゴがこのままの道を進むと、

10年・20年後に強烈なツケを払わされるだろうな。

森裕紀 (面白いオチが思いつかなくて、しぶしぶ真面目っぽいこと書いてアップした)

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コンゴに来たワケ

久しぶりのブログ更新お待たせしました!

どうも森裕紀です。

相変わらずコンゴでヒートテック着てますが、

特にユニクロからcmの話とかまだきてないです:(

あ、写真はキンシャサテニス部のです。

※ キンシャサテニス部は毎週日曜日の午前中に活動しています:D

ね、テニスでもヒートテックちゃんと着てるっしょ?w

(左から大川、りりーふらんきー、JICAの清水先生、オレです)

なんだかんだで仕事が忙しかったり、面倒くさかったり、停電してたりで、ブログ更新サボってた 😀

でも、あなたの電車やバスの待ち時間に読むのに最適なアフリカ系ブログを目指して更新頑張ろうと思いますよ。

あ、そういえば実はオレ今日誕生日!

プレンゼトは遊戯王カードとかでもいいので、コンゴまで送ってくださる方ガンガン募集中:D

はい、22歳の誕生日ついでに今回は何故コンゴで働くに至ったか、

その背景とか書かせてもらっとります。

全ては大学2年の夏に1冊の本を読んだのがキッカケ。

「金持ち父さん、貧乏父さん」著:ロバート・キヨサキ

日本で大ヒットしてから、オレに点火するまでにはかなりのタイムラグがあったけど、確実にこの1冊で人生観が変わっちゃった。

なんてったって実際にコンゴまで来るぐらい価値観ぐちゃぐちゃに変えられたからねw

大学2年のときオレは正直生きるのが毎日辛かった。

正確にいえば大学生活そのものが苦痛でしかなかった。

そして、人生で最もワンピースにハマった時期でもあった。

ルフィの生き方とかを見てるとマンガとはいえ自分も頑張ろうという気になるよねw

何がそんな苦痛だったかと言うと、ひと言でいうと罪悪感だね。

大学1年の夏に1年ちかくガンで闘病してた父親を亡くした。

小学校で母親を亡くしてから兄妹3人を男手1本で育ててくれた父親だった。

オレがガキの頃は典型的な家庭を顧みない仕事一筋の日本人男性という感じだった。

それが妻を亡くしてからは子ども3人を食わせるために料理も始めて、やりたい事にはなんでも挑戦させてくれた尊敬できる親父だった。

(高校生の頃は色々反発してたけど)

高3年の夏に突然、余命を宣告されたときは、それこそよく言う「カナヅチを頭でドガーン」と殴られた感じだった。

それでも心の準備をする時間が1年あった。

だから、いざその時がきたときは喪失感とか悲しさ以上に、

「これからは両親の分もしっかりと生きていかんといかん」という自立心に支配されてた。

その自立心が罪悪感に変わり始めてからオレは苦しみ始めた 😦

幸いにも親父はオレら3人兄妹が路頭に迷わない程度の遺産を残してくれてた。

当時のオレは大学1年生。時間とカネが普通の人間よりあるわけよ。当然浪費した。

一方で、自分が一体何をしたいのかが分からずに苦悩した。

うちの親父は高卒だった。でも、頭はかなり良かった。

「高卒なのに大卒を押し退けて入社試験で1位を取っていた」とか

「中学のときから大学レベルの薬品実験のバイトをしてた」とか数々の逸話を持っていた。

そんな優秀な頭脳は持っていても、どんなに会社に貢献しようが高卒のために思うように出世できなかったことを親父は気にしてた。

「大学には絶対にいけ!」とは口では1回も言われなかったけど、「子ども達は大学に進ませたい」という人一倍強い気持ちはひしひしと高校生のときから感じてた。

そんな親父の想いがつまったカネで大学に通わせてもらってたから、必死に何かを学ぼうと思った。

ただ、「大学で何かを学ばないかん」と頭では理解してても、果たして自分が何を学びたいのか、将来何をやりたいのかが分からんかった。

結局なんにも熱中できず気持ちだけが空回りした。

親父が人生をかけて残してくれたお金をドブに捨てているようで罪悪感で心も頭もいっぱいだった。

よく「途上国とかに行けば価値観変わるよ!」とか聞くけど、大して効き目はなかったね。

半年後には初めてコンゴに行って絶対的貧困もマラリアも経験もしたけど、

「うん、貧困大変だね。日本に帰ったらココイチのカレー食いたいわ!」ぐらいしか感想はなかった。

そんな時に読んだ本が「金持ち父さん、貧乏父さん」だった。

衝撃だった。

話すと長くなるから、詳しく知りたい人はググってくれ:D

この本では一貫として高学歴、高収入を目指す人生に警告を鳴らしてる。

「そんな人生は意味があるのか?社会の仕組みを教えてやるよ。その上で一度しかない人生。お前はどう生きるか決めたらどうだ?」って。

人生に迷っていたオレにとっては暗闇で光を見つけたようだった。

進むべき一筋の道が見えた気がした。

学びたいことが見つかったオレは同シリーズやその関連書籍を読みまくった。

そこから経済学やビジネス本、世間的に「成功者」と呼ばれてる人達の本や自伝をひたすら読みあさった。

「アメリカ留学中はで天井まで本の山が届くぐらい読みました。てへ:D」とかいう人がいるけど、オレはその4倍は読んだ自信があるね。

(ワンピースは含まない)

その中でも特に「ユダヤ系」の人物達の人生に興味を持った。

「ウォルト・ディズニー、アンドリュー•グローブ、ハワード•シュルツ….」

迫害や貧困とか海千山千の困難を乗り越えていったユダヤの成功者の人生哲学に魅了された。

それまで自分の置かれた境遇に少なからず、不安やコンプレックス、悲壮感のようなものを抱えていた。

だが、彼らの人生を知るうちにオレの思考は逆転した。

成功者は「逆境があったからこそ、いまの自分がある」と異口同音に言ってる。

「自分が置かれたこの境遇は自分を強くするための最高の環境」と学部3年になる頃には考えられるようになった。

「成功者になる!」それがオレの人生の指針になっていた。

そんなときに現在インターンをしている会社のユダヤ人社長にコンゴで会った。

彼の人生も自伝にしたら売れそうなアマゾンで人気ランキングトップ10に入りそうな強烈なものだった。

とにかくメンタル•知力•体力が凄まじい。イエール大卒、ハーバードMBAホルダーで経営コンサルタントとして順調にアメリカンドリームの階段を上り始めたときに9.11で家族を失って、イラク戦争も闘ったという異色の経歴の持ち主。

知人の紹介で初めて会って5分で、

「この人にくっついて成功者への道を学ぼう!」と即決した。

オレ:「来年から1年インタ−ンしたいんだけど:D」

社長:「おう、いつでも来なさい。」

その場で決まった。しかも口約束で。

彼の下で学ぶことが、自分が成功者になる上で運命のような気がした。

「オレが決めたんじゃなくて、こうなる事は決まっているんだ!」

とかそういう感覚だね。

で、大学を休学して彼の会社でインターンという形でいま働いてるワケ:D

仕事内容?

うん、キツいときもあるね。

この間とか「うちの建設現場をみてこい」って、突然言ったかと思うと、

街からかなり離れた一面草原のガチアフリカ地域に、面識もなければ言葉も通じないヤツと送りこまれたしw

厳しい人でたまに突然「カネをくれ」とオフィスに物乞いをしにくる大人に対しては「働け!じゃなければ死んでしまえ!とどめ刺してやろうか!」とか平気で言うしね。

たまに「あれ?ここで本当に大丈夫か?」と思うこともある。

ただね、彼も偉大なユダヤ系成功者の1人になる器なんだろうね。

孤児の少年・少女がオフィスに突然きたときは面談をして、

学費を給料として出すという破格の条件で掃除係として雇ったりしてる。

彼曰く、「オレは黒人とはいえ、アメリカ人のオレにコンゴ人の孤児の面倒を見る義務はない。

本来、小額でもビジネスに投資できるカネを使うことになるから損しかない。

それにオレはイスラエルの子ども達に対しての寄付も個人的にやっている。

だが、神が『コイツらを鍛えあげるように』と、オレに言っているんだ。

だから、コイツらはUNICEFやNGOのところでなくて、オレのところに来た。神に導かれたんだろうな。

ヒロ、お前もガーナやイラク、セルビアに行ってもおかしくなかったのにコンゴで小学校を建ててたら、結果的にオレのとこに来ただろう?導かれたんだ。世界はそうやって回っているんだよ。」

とか、たまに本に出てきそうなカッコいいことを言うわけよ。

コンゴに来てから1ヶ月後ぐらいに突然、

運転中の社長から言われた言葉は一生忘れないと思う。

社長:「ヒロ、神を信じるか?」

オレ:「全く。宗教興味ないっす。ユダヤ人の思想とかは面白いですけどね。」

社長:「そっか。信じる信じないは自由だ。だが、お前は将来成功するよ。

それもオレ以上にな。オレが21歳のときはお前ほど人生に向き合ってなかった。」

オレ:「まじっすか:D」

社長:「ああ、もっと勉強はしてたがな。オレもお前も大事な人を人生から失い、多くの困難を乗り越えてきた。」

オレ:「こくり」

社長:「神は将来、成功する人物には少々きつめの困難を課す。

その人にとって大事な人間を現世から取り上げるんだ。神はお前に現世で功績を残させようしている。

その歳でお前が両親を取り上げられたのは神がお前に期待しているからだ。オレもそう自分のメンターに言われて、27歳のときに最初の1億円を作った。」

オレ:「ぽかーん:0」

社長:「オレは昔日本で働いてたし、日本人との付き合いも長い。

お前達の文化と宗教観も理解してるつもりだ。信じられないだろうが。

30年後、40年後にはお前は成功を手にしている。この1年でお前はそのスタートを切る。

オレには分かる。日本に帰るまでに$20,000は少なくとも稼いでいけよ」

オレ:「はい:D」

と、まあこんな感じでコンゴでヒートテック着ながら働いてる。

上の方で書いたけど、

なんだかんだで仕事が忙しかったり、面倒くさかったり、
停電してたりしてブログ更新サボりますが、温かい目で見守って下さいな:D

2012/04/30

22歳になった森裕紀
PS:現在、コンゴは午前1時。あと、数時間後には出社だー。

続く。

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どうも、マラリアキャリーこと森裕紀です。

英語圏の人には「マラリアを持ち歩いてるの?」と、たまに聞かれますが、

マラリアの免疫のキャリアを持っているのでマラリアキャリーです。今回は一緒に滞在してる仲間達を紹介しとこうと思います。

まずは前回の記事でも大活躍だった大川晴(おおかわ はる)

名前 大川 晴

性別 ♂

職業 日本語教師、アルティメットをコンゴで広める人

特技 驚いたときのリアクションがマスオさんに似てる

もう9カ月滞在してて、今月末に帰国する高木くん。


名前 高木勇歩

性別 ♂ だけど、頻繁に母性も発揮。

職業 日本語教師 帰国後は外交官になる。

特技 二郎を昼に食べたあとに、夜も二郎にいける消化器官とタフネスを合わせ持つ

同じく9月カ間滞在中のしんごさん

名前 高村伸吾
※大学周辺ではアジア人は日本人、中国人、シンゴという

カテゴリーに分類される

性別 ♂

職業 日本語教師、日曜日はJICAや大使館職員のテニスコーチ

特技 声がデカイ。自撮り総数は9ヶ月で5000枚を超える。

そして、オレの4人でいまのところ大学内の寮に住んどります。

高木くんは今月に帰国するので寂しくなりますが、3人で生きていくことになりそうです。

そして、スペース余ったんで勝手にQ&A !

特に質問とかお便りとか募集してないんで、勝手に質問を自分で作って皆さんが気になっているであろうことにお答えしていくこのコーナー。

もし本当に質問•コメントがあれば@malariacarryまでtwitterでお願いします。

※注意※イタいのを承知でやってるんで、コメントとかポジティブな感想を欲しております。

Q: 普段何を食べてるんですか?

A: パンですね。フランスパンが別次元で美味しいんです。価格も500コンゴフラン(日本円で38円〜44円ぐらい)と、安いんで毎日食べてます。

Q: パン飽きませんか?

A: 飽きてます。帰国したら、しばらくフランスパンは見たくもないですね。

Q: それでもパン食べるんですか?

A: はい、安いので。意外とパンに挟む具のバリエーションが豊富で、ツナからハム、チョコレートと色々あるので。

Q: 本当にパンしか食べてないんですか?実は良いもの食べてるんじゃないですか?

A: 夢の中では二郎とかスタ丼をよく食べてますね。マシマシは人類の叡智ですね。

Q: 栄養偏りません?

A: 食生活が明らかに優れないときは、さすがにそこらへんの中華で$8のラーメン食ってます。

良い子のみんなは野菜はしっかり食べることを勧めます。

Q: パン以外食べてるじゃん。

A: …….

Q: コンゴ料理とか食べないんですか?

A: たまに。タンパク質系だと鶏肉とか牛串とか魚は虫は安くて美味いです。

炭水化物代表では写真にあるクワンガっていう白い食べ物はコンゴの主食です。食感はチマキみたいで日本人は親しみやすいかな。

ただ、地域によっては味が強烈にマズいのと、腹持ちが良すぎて便秘になりますw

Q: そっか。次回は質問とかコメントがくるといいね。そしたら、こんなイタイこともしなくてすむし。

A: …….

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どうも、もりです。

ヘッダーが初期設定のラクダとピラミッドなのはアフリカらしいからです。

突然ですが、コンゴのすごいところの1つは、フリスピー1枚もっていくだけで小規模ながら国を動かせます。

いや、まじめに。 最近、同期の大川とコンゴでU.&F.C.(ultimate and football club)という団体を立ち上げたんですよ。
※ulitmate=ふりすぴーを使ったラグビーにちかいスポーツ

でも、コンゴでアルティメットはまだ知られてないので、スポーツ省のお偉いさんに紹介することになったわけです。 ところが、そのお偉いさんがまさかの7時間遅刻w デートに2時間遅刻したことがあるオレも完全にドン引きのレベル。

スポーツ省はコンゴ最大級のスタジアム内にあるので、フリスピーで遊んでヒマを潰すことに。 大学生活の9割をアル
ティメットに注ぎ込んできた大川がそこらへんの子ども達にフリスピーをパスしたことから始まる。

子ども達が「何コレ!超たのしいじゃん!」と思ったかは不明ですが、かなり乗り気になりスタジアム周辺に子ども達が一斉に集まってきました。

モザールさん(オレらの先生のお兄さん兼コンゴアルティメット協会会長になる予定の人)が
3分でアルティメットのルールを説明したところ、子ども達はは一瞬でアルティメットにハマりました。
10分後には開始。

さすがアフリカの子どもたち、身体能力が桁違い。アルティメットはジャンプ力とスピードが命。

なので、この世界ではアフリカ人が参戦してきたら、白人とアジア人は絶対に勝てないだろうと言われてる。(大川情報なので不確かw)

すると、ジャストタイミングでお偉いさんがやってくる。(おせーよ!) 子ども達が熱中する様子をみて
、「これはすごい!」と思ったのはか不確かですが、その後のオレらのプレゼンに終始ご満悦のご様子。

結果、
お偉いさん:「来週、キンシャサ市内の体育教師を全て集めたコンファレンスが1週間ある。そこでまたプレゼンと実技指導をしてくれ。大臣には私から話しておく。アルティメットを体育のカリキュラムに加えよう!」

オレら:「まじか!」

ということで、オレらがアフリカ大陸で初めてアルティメットを国を挙げて普及させることになりました !

(意外と南アフリカとかやってそうだけどな。読書の方で情報をお持ちの方がいらっしゃったら教えてください。)

そして、この水金でコンファレンスいってきました。

水曜日:オレらアルティメットについてしゃべる。先生達、興味持ってくれているか不安になる….

そして、実践。スタジアム外の小さなバスケットコートで練習。
先生方、「我こそが!」と、超積極的に実技役に申し出てくれる!嬉しい限りですね。 初日の感想「摑みは上々!」

スポーツ省の大臣と記念撮影!

金曜日:今日は小さなスタジアムでプレイ。今日は希望者を募って7人1組で10チームを作って試合形式の実践。 さすがアフリカ系体育教師の方々。みんな中年なのに運動神経が抜群です!
大川も思わず熱血指導。

笑顔でフリスピーを追いかけてる姿は輝いていました。

皆さん、試合後は興奮していて「アルティメットは最高だ!」と思ったかは分かりませんが楽しんでくれたのは表情から伺えました。 中には、「このスポーツは革命的だ!ぜひうちの子ども達に教えたい!」という熱心な先生達まで現れてくれる。

スポーツ省の幹部:「カリキュラムに組み込むのは決定している。だが、いまは肝心なフリスピーが足りない。確保でき次第、各学校に提供するから少し待ってくれ!」

ということで、オレらはこれからフリスピーを5月までに400枚ほどで世界中から集めることになりそうです。

フリスピーやビブス、コーンなどを寄贈してくださったJFDAの吉田さんに素晴しい報告ができそうです。

あ、これ会社のインターン業務とは全く関係ない趣味でやってます。

趣味も全力少年です。 続く。

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初記事

初記事です。
第1回なので真面目に書きます。

2月29日から約1年間コンゴ民主共和国の首都キンシャサにあるベンチャーで働きます。
こっちに来るのはなんだかんだで4回目なので特に目新しさとかはないですね。

ただ、都心部でも砂だった道路がこの2年間で中国によるODAにより完全に舗装されて驚いています。
賛否両論あるようですが、中国人の根性と商才には日本人が忘れてしまったガムシャラ感がありますね。
見習うべきところも少なからずあると自分は思ってます。

コンゴ国内の中国人の認知度は日本人と比べて圧倒的です。
どこかしら歩いているとコンゴ人に「シノワ!」(フランス語で中国人)と呼ばれます。これは腹がたちます。本当にいらっときますね。

さて、いまインターンをさせてもらってる会社の社内共通語はこっちの公用語のフランス語です。
社長だけはアメリカ人なので、唯一英語が通じます。
これを機にフランス語しっかり学びます。
このあと13時から2時間半みっちり社内フランス語トレーニングが始まるので楽しみです。

実は大学の同期に大川晴という者が、同じくキンシャサで日本語を教えています。
ヤツもブログをやってるの彼と内容がかぶらないように更新していこうと思います。

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