いつもご愛読ありがとうございます、
アフリカNO.1ヒートテッカーの森裕紀です。
「今回の記事、前回のと比べてギャグセン低くね?」みたいな感想もあって、
皆様のコメントを生活の楽しみにブログ書いとります:D
コメントくれた人にはオレが帰国した際にコンゴ名物ピリピリを送らせてもらいます:D (300円相当)
善良的罰ゲームとかじゃなくて意外と美味いんだよ。
アフリカの七味唐辛子的な感じ。
日本にピリピリが輸入されたあかつきには、七味業界の黒船になるだろうね。
それはもう一時期のグラビア界のリア・ディゾン以上の衝撃だと思うよ:D
うどんとの相性抜群やけんね。案外タマゴかけご飯ともイケると思うんだよね。
まあ、食べてみたかったらコメント欄のとこに「ピリピリ希望」とか書いててくれば持ってきます。
1年後とかになると思うけどw
実のアネキに「痛いねw」なんてコメントも書かれていますが、
あなたにとって最も身近なアフリカ系ブログを目指して引き続き更新頑張っていこうと思います:D
あ、businessという項目を追加したんで、アフリカでビジネスをしたい人や
森裕紀に投資してみたい人はチェックしてみてね。
そんなところで今週の本題です。
そういえばさ、結構突然だけどアメリカって強い国だよねw
アメリカ行ったことないんだけど、
この300年でアメリカが世界のトップに立てた理由がコンゴに来てから分かった気がする。
ひと言でいうと市場開拓要員の質がハンパない。
(あ、でも今年の10月に就活しに初めて行きます)
国を動かす基盤である経済界に金融担当のドナルド・トランプ、ジム・ロジャーズ、
ジョージ・ソロスみたいなアングロサクソン系とユダヤ系、欧州系がいる。
日系・インド系のアジア系は権力がないIT兼数学的ブレイン担当。大企業の副社長的ポジション。
北欧系は金髪と青目のルックスで安定のセレブ生活。
キューバ系やヒスパニック系、セネガル系移民がスポーツ兼アメリカンドリームのプロモーション担当。
そして、中東・南欧系のアメリカ移民が第三世界のビジネス市場開拓担当って感じ。
(行ったことないから、あくまでもイメージね。誰か怒らせたらゴメンよ:D)
コンゴにはアメリカに帰化した・又は移民2世のビジネスマンが多い。
特に最後にあげた南欧系・中東系のアメリカ人が多いね。
めちゃめちゃ優秀で「アイ ム アメリカン:D」と口では言ってるけど、
ハリウッド映画だったら純度100%悪の権化のテロリストがしゃべってそうな発音で英語を話す。
(コレもイメージですね。気分害された人がいたらごめんよ:D)
まあ、うちの社長もそうだしねw
うちの会社もよくお世話になってる雑貨屋兼オフィス系家具屋の息子達もそうだね。
(ネジからblackberry、会議用の机まで何でも売ってます。ウチのオフィスの机も全部ここで揃えたらしい。)
オレちゃんと仕事してるっしょ?
ちなみにそこの兄妹みんなアメリカのUCLA卒で長男は医師免許持ってるからね。
「この間、日本には独自の陳列方法はないか?」って聞かれたから、
「これが日本式や!」とか言ってドンキホーテの陳列の仕方を教えたら、
「それは画期的だ!」と言って早速店内の一部で実践してたw
と、まあ話を戻すと、
「新規市場の開拓はオレ等移民系アメリカ人にまかせとけ!」的な雰囲気がある。
「オレ等スマートだし、本国で稼いできたキャッシュあるし、根性あるし:D」みたいなね。
文化や母語が異なるアメリカ人達がアメリカのパスポートを片手にコンゴ市場を開拓して、財をつくりに来てる。
彼らが数年かけてリスクヘッジした下地に本国の米国系か欧州系企業がどーんと資本投下。
ここで大手相手に事業を売却するのがコンゴに来ている大半のアメリカ人の出口戦略。
現地のビジネスノウハウはともかく、
現地スタッフの教育には時間・お金両面でコストがかかるから事業の売却は両者にとって都合がいいらしい。
仮にできなくてもビジネスに適した優良な不動産と土地はすでに押さえてあるから、
賃貸収入の不労所得か売却益が期待できる。
(コンゴ政府が大人しくみていれば)
まさにアメリカンドリームinアフリカ。
キレキレの頭脳とそこそこのキャッシュで成功に飢えた奴らが、
コンゴみたいな地球最後のフロンティア市場を開拓している。
まさに300年前のアメリカで成功した人達と一緒だね。
アメリカの強さのはそこにあると思うんだよね。
常に成功に飢えた優秀な奴らを抱えてるっていう点。
彼らをみてると、とてもじゃないけど日本はかなわないと思う。
少なくともコンゴでアメリカ人達にいま太刀打ちできるのは中国だけ。
中国は田舎の貧困層が一旗揚げにきたり、死刑確定の囚人らが労働者として送り込まれてる。
キンシャサ市内には多くないんだけど、ちかくのルムンバシには数万人はいるらしい。
開拓者達の質はともかく、数だけならアメリカ人も圧倒してるよね。
キンシャサ市内にも中華のメシ屋がいくつかあって、
オレ等も普段から栄養補給でお世話になってる。
ちなみにコンゴにいる日本人は大使館関係者、JICA職員、ODAプロジェクト関係者、その家族、
オレ等慶應勢など皆合わせても全員で100人ちょい。
規模違い過ぎっしょ:D
どちらにしろ日本人で「アフリカで一旗あげたるわ!」という人材は、
アメブロでたまに見るけど、やっぱり絶対数が少ないよね。
「ちょっくらアフリカ行ってきますわ:D」なんて、
日本で言ったら10人のうち8人は「ボランティアですか?」って、
返事が来そうだもんな。
まあ、残りの2人は「サファリですか?」だよねw
はくな〜またた〜♫w
日本が「アフリカなんて危険に満ちてそうで行きたくねー。」
とか思っている間に中国・米国は地球最後の市場をめぐってしのぎを削ってる。
コンゴみたいな地球最後のフロンティア合戦が世界のいたるところでアメリカ中国間で勃発してると思うと、
これから中国とアメリカの二強時代が始まるっていうのも頷ける。
中国は知らんけど、
アメリカにはコンゴでビジネスをしているアメリカ人をサポートする機関があるぐらいだからね。
コンゴのビジネス市場は中国と米国が大きくリード中。
サムスンを中心にそれを猛追する韓国勢、スーパーとレストラン経営でローカルに展開するインド勢とアラビア勢。
日本勢は…..若手が1人いますw
日本人のオレとしては日系企業にもっと参入してきて欲しいとこです。
え?オレがコンゴで会社立ち上げれば良い話だろって?
まあ、もうちょっと待っててくださいよ:D
森裕紀